第22のことば
(第1部)
―アッラーの存在を快適な寓話で12のプルーフで示す
بِسْمِ اللهِ الرَّحْمَنِ الرَّحِيمِ
وَيَضْرِبُ اللهُ اْلاَمْثَالَ لِلنَّاسِ لَعَلَّهُمْ يَتَذَكَّرُونَ 1
وَ تِلْكَ اْلاَمْثَالُ نَضْرِبُهَا لِلنَّاسِ لَعَلَّهُمْ يَتَفَكَّرُونَ 2
「慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名おいて」
アッラーは人々のために比喩(ひゆ)をあげられる。それは彼らに反省させるためである。
こんな例えを、我は人間に示すのは、おそらく彼らは熟考するであろうと思うからである。
ある日二人の男が尋常でない影響を受けて気を失ってしまった。目が覚めると不思議な世界に連れて来られたのに気づいた。その世界はすばらしく完璧ともいえる秩序で創られている、国、町あるいは宮殿のようだった。彼らは大変驚きあたりを見回した。そこは広大な世界で、整然とした国、申し分のない町であり、少しの別の見方をすれば、雄大な世界をすべて取りこんだ一つの宮殿ともいえた。
この不思議な世界を歩き回ってみると、色々な生き物がいることに気付いた。その生き物はある方法で話をしているのだが、この2人には彼らの言葉はわからず、ただ彼らの様子から、彼らが大切な仕事、重大な義務を果たしていることは2人にも理解できた。
2人の1人が友人に言うには、「この不思議世界にはすべてを取り計らっている何者かが存在するはずです。この申し分のないすばらしい町の所有者、見事に作られた宮殿の建築家がいるはずです。私達は努力しなければいけません。そうすれば、その主を知り認められるにちがいありません。というのはここに私達を連れてきたのは彼だからです。彼の存在を認めなければ、誰が私達を救ってくれるのでしょうか?彼らの言葉もわからず、又私達に耳を傾けない無力な生き物に何か望むことができますか?広大な世界を、国、町及び宮殿を形づくり、端から端まで、すばらしく装飾したその主は、私達やここのきた人々に何か望んでいることがあるはずです。その主を知り、存在を認めなければいけません。そして何を望んでいるのかを知る必要があります。」
もう1人の男は「俺はそれを信じない、お前が話すような主が存在していること、またはこの全世界を一人で制御するということは無理だ.」と言った。
「私達がその主の存在を認めず、彼に無関心であり続けても私達には何の益もありません。でも、その主を認めないことが害をもたらすなら、莫大な害となることでしょう。もし、認める努力をするなら、それほど苦難はないでしょうが、報奨は多大です。ですから、彼に無関心でありつづけることは賢いことではありません。」と友人は返答した。
思慮ない人が、「俺はそういうことを考えない方よく楽しめると思う。俺には理解しづらいことを考える気はない。ここで全ての事は偶然で混沌としている。あれやこれやと頭を痛めて何の役に立つのか。」といった。
すると、思慮深い友人が返答した。「君のこの頑固さは私や多くの人達をこまらせるでしょう。独りの無作法者のせいで、町全体が壊されることがよくあることです。」
又、思慮のない友人が振向いて「この全世界の唯一の支配者、唯一の制御者、唯一の創造主が存在していると確実に証明してくれ。さもなければ、俺のことほっといてくれ」といった。
思慮深い友人が答えた。「あなたの頑固さは気違いじみています。その頑固さのために、私達を、いやおそらく国をも深い悲しみの陥れ、害を齎すことでしょう。ですから、私は宮殿のようなこの世界、及び、町のような国には唯一の創造主が存在していることを証明する12のプルーフをあなたに示します。全てを動かして管理しているのはその主のみです。その主には不足ということがなく、我々に見えないその主は、我々全てを見、我々の言葉を聞きます。その主の作品は全て、奇跡であり感嘆すべきものです。我々が見た言語の分からないこの生き物はすべてその主のために働く人々です。」
第1の証明
君の周りをよく見なさい。全ての物事の中に隠れたる手が機能している。10グラムの力さえ出せないものが[3]何百トンもの重荷を上げ、何ら意識を持たないもの[4]が、非常に賢明で、目的のある事を行う。これらは自らそれ自身で動いているのではなく、隠れた力の所有者が動かしているということを意味する。もしこれらが自ら動いているとすればここで見られるどの行為も全くの奇跡でなければならないが、これは明らかに迷信である。
第2の証明
ほら、来て、この平野や平原を飾っているものを注意深く見なさい。それぞれが隠れたる創造主を物語っている。すべてが、まるで紋章、または刻印のように、創造主を示している。ほら、目の前にあるこの綿花の種[5]から豊富な布、高級リンネル製品、花で飾られた品々、たくさんのおいしいお菓子ができた。何千人という人がその服を着て、そのお菓子をお腹いっぱい食べても尽きるということはない。そして、見なさい!彼は一握りの鉄、水、土、石炭、銅、銀、及び、金から生物[6]を造る。このように被造物である全ての物はその創造主の力で支配され、彼の望みに従順に従う。
第3の証明
こちらに来て、これらの動く芸術的作品[7]を見なさい。それぞれはまるでこの巨大な宮殿の縮小模型のように作られている。この宮殿にある全てのものがその作品の中にある。
いったい、この宮殿の主の他に誰がごく小さな我々の中にこの巨大な宮殿を収められるのだろうか。そして、小さな箱ほどの大きさのものの中に驚くべきことに全宮殿を含んでいるにもかかわらず、これらは無用であり無目的、またはただの偶然によることがありえるだろうか。
つまり、どんなに巧みに作られた仕掛けも、あの隠れたる主の紋章、刻印、あるいはさらに、使者、または宣言のようなものである。言葉ではない言語を通して「我々を創造したのは、この世界を容易に、同様に創造できる主なのだ」と語っている。
第4の証明
おぉ私の頑固な友人! 更に珍しいものを君に示そう。見なさい!この場所における全てのものは変化している。ひとつの状態で存続することはまったくない。これら生命を持たず、感覚もないものが、他をすっかり支配できるよう形作られている。まるで一つのものがその他を完全に支配しているかのようだ。たとえばこの機械[8]を見なさい。まるでそのように指示しているかのように、その装飾及び働きに必要な全ての物質が彼方からそれを目指してやって来る。あちらを見なさい。あの生命のない物質[9]は、まるで手招きしているかのようだ。それは自分より大きな物体を自分のために働かせ、あるいは自分のために貢献させる。
同じ方法で更なる類推をしてみなさい。もしその隠れたる主の存在を受け入れなければ、石や土や動物など、全てのものは、主の所有する全ての技術や芸術をそれ自身に帰さなければならない。驚異的な機能を持つ一つの存在の代りに何千万というものを受け入れなければならなくなる。そして、それらは双方共に対立しあい、または類似しあい、あるいは独立した存在であるから、そのために混乱を引き起こす。二人の町長がいる村、二人の市長がいる市、二人の主がいる国、つまり二人の指導者が存在する場所にば混乱が起きて無秩序になる。従って、無限の絶対的支配者を考えてみたらどうだろうか。
第5の証明
私の疑い深い友人よ! この広大な宮殿に刻まれたものを注意深く見なさい。この町の全ての装飾と秩序を見、そして、この世界における全ての芸術作品について熟考しなさい。
見なさい。これらは無限の奇跡、及び、技術を所有する隠れたる主が為されたものでなく、盲目的な偶然、聞く耳を持たない自然、及び、非意識的な原因によるとしたら、この土地の全ての石や植物は、まったく驚くべきことに、何百万もの芸術作品を1つの銘文に入れ、一つの文字の中に1,000冊の本を書くことができることになる。なぜなら、例えばこれらの石[10]の上に刻まれたものを見なさい。各々の石に、宮殿の全体の記録、及び、町を統治するルール、国全体を組織するための方策が記載されている。これ らの刻印を作ることは一つの世界を作るのと同様である。そのため、一つ一つの碑文、芸術作品は、隠れたる主の宣言、及び、紋章である。
書き手のいない手紙は存在しない。どんな芸術も、その製作者を示さないものはない。一つの文字に巨大な本を書き、千の奇跡を1つの奇跡に顕わす主は、その作品によって知られるのではないか。
第6の証明
さぁ、この広い平原[11]に出て行こう。周囲全てを見ることができるように、あそこの高い山の頂上に登ろう。全てがよく見えるようにこの双眼鏡を使おう。この奇妙な世界では想像もできない奇妙なことが毎時起こっているのだから。
見なさい!これらの山、平原、及び、町は、急激に変化している。何百万という物質が他方の中へと、秩序を保ちつつ変化している。何百万もの様々な布が他方の中で織られるような、最も驚くべき変化が行なわれている。見なさい!我々がよく知っている花々は消滅して、代わりに、同じ本質を持つが、形が異なる別のものが整然としたやり方で生じている。まるで、この平原が1枚の紙で、その中に、全く簡単にそして、過失も欠陥もなしに、数十万の異なる本が書かれているかのようである。
巧みに組み合わせられたこの際限のない発生がそれ自身で起こるということは不可能である、というのは言うまでもない。現象自体よりむしろそれらを作った芸術家を示している。更に、その芸術家にとって、難しいことは何一つない。彼にとって1000冊の本を書くことは1字を書くように容易なことである。
君の周囲を見回しなさい。その芸術家は全てを完全な英知によって、最も適切なところに配置せられる。全ての人間や動物の欲求が満足するほどの好意を惜しみなく浴びせる。その芸術家は、気前よく卓をととのえ、全ての人間、動物に、それぞれに適した恩恵のご馳走を与える。これらのことが偶然に起因する、または無目的、または無駄、または多くのものがそれに手を下している、またはそれらの創造主は全てが可能なわけではない、または全てはその芸術家によって支配されてない、このようなことがありえるだろうか。友よ。君が直面している事実に対して弁解をさがしてみなさい。
第7の証明
友人よ!今、この驚くべき世界にあるの物がどんなに素晴らしく相互的に行動していることに注目してみよう。見なさい!この世界で、仕事は常に実行されつつあり、そして、全体的な革命は切れなく発生している。全ての岩や木等は各々が意志によって行動していたかのように世界中でユニバーサルなシステムに完全に適合している。遠いものは、急いで相互を支援する。
見て。奇異なキャラバン[12]が現れた。それにおける輸送車は、木や植物と類似する。各々は頭の上に供給のトレイを持っている。それらはあちらで待っている様々な動物のための食べ物だ。
見て。このドームの強力な電灯[13]は、光によってそれらを供給して熟させる。それらの食物が目に見えない援助によって、ひも[14]に付属している。
そして、このサイドで、これらの弱い無力の小さな動物を見なさい。それらの口の前にいくつかの小さいスプリンクラー[15]が付属され、生計を立てている。これに対してその動物たちは口をただ圧迫(接着)することは十分である。
つまり、世界中の全てのものがお互の必要性を知って、義務を完全に果たせるために協力して助け合う。
このように、全てのこれらのものは、2プラス2が4に等しいのと同様に、全てはこの驚くべき宮殿の所有者に支配されている、そして全ては、彼の命令の下にある軍人のように行動している、全ては彼の力によって働く、全ては彼の英知によって整理される、全ては彼の同情を経てその他の支援に急がせられる、と決定的に表示する。友人よ!これに直面して何かを言えるの!
第8の証明
私の魂のように自分が理性的だと思う友達よ!あなたは、この壮大な宮殿の所有者を認めようと望まない。しかし、全ては、彼を指し示す、彼を証明する。あなたは、いかに全てのこれらのものの証言を否定するのか。それでは、宮殿も世界も国も町も否定し、消滅しなさい。或いは、意識を取り戻し私の言うことを聞きなさい!
見て。この宮殿の中に一定のエレメントや、ミネラル[16]がある。この宮殿に現れる全ては、それらのエレメントで作られる。そのエレメントやミネラルがもし誰かの財産であれば、それらから作られた全ては同じく彼のものであろう。それらの畑をもし誰かが所有していれば、それらの作物は、同様に彼のものであろう。海はもし誰かのであれば、その中のものは、同じく全て彼のものであろう。
見なさい。あちらこちらに飾られたこれらの生地が織られた材料は、1つの物質である。明らかに物質を持って来る、それの準備をする、そしてそれをひもにするのは唯一の一人であろう。なぜなら、同伴者の参加を可能にしないであろう。そのように、全ての巧みに織られたものは、彼だけのものだろう。
そして、見なさい! 製造され物の全ての種類は、宮殿のどこにも見られる。同じ瞬間に、同じ方法で、共に作られる。それらが同じ命令による、同じ行動をすることを意味する。
結局、巧みに作られたこれらのものの各々は、その隠されたものの宣言、スタンプ、マーク、装飾のようであって、彼を指し示す。まるで、各いくらか咲いている花、各器用な機械、各甘いひと口分は、本質的にこう言う:「私が、もし、だれかの芸術作品であるなら、私のような物を宮殿のどこでも作っているなら、彼のものだ。つまり、宮殿そのものもかれのものだ。」
友人よ!この国のような壮大な宮殿に唯一性のサイン、統一性の印がある。なぜなら、ものは多数であるのに、どこにも見られるのに、類似していることから一種類だと意味する。この統一性は唯一な支配者、所有者、芸術家にされたということを必要とする。
更に、これを注意深く見なさい。目に見えないところから茂みの糸が出ている。何千もの糸[ストリング]がそれから出て。糸の先端を見なさい。ダイヤモンド、装飾、好意、贈物は、それぞれ付随して、誰にも適当なプレゼントは与えられている。この精神異常の動作を行う主を認めようとしない、感謝しようとしないことはどんなにわるいことか。もしその主の存在を認めなければ、「これらの糸は、先についているダイヤモンドや贈物を自ら作って、他物に提供する」ということになる。そして、各糸が主のような動作ができる機能を持たなければならない。一方、目に見えない手は、我々の目の前に糸を作って、贈物をそれらに接続している。従って、この宮殿の全てが自らよりむしろその主を指している。あなたが主を認めなければこの全ての奇跡的な動作を否定することによって、動物よりも100倍低くなることだろ。
第9の証明
私の無分別な友人よ!あなたは、この宮殿の所有者を認めないし、認めることも望まない。なぜなら、あなたが彼の存在を狭い脳によってありそうもないと思うからだ。ところが、真の困難、辛苦、トラブルは、彼を認めないところから始まる。もし、彼の存在を認めたら、宮殿の全て、またはこの世界がまるで1つであるかのように作成は容易になる。そして、我々の周辺にあるたくさんのものは値段が安くて豊かになる。もし彼の存在を認めなければ、全てのものの作成はこの宮殿のと同じくらい難しくなってしまう。ということは、全てが、宮殿の巧みさと同様である。そうなると、多量も豊かさも無理になってものの値段が非常高くなり、これらもののうちの1つも、我々だけでなく、誰の手にも入らなくなる。例えば、この糸に絡まった甘い缶詰の小箱の[17]を見なさい。それがその隠れた主の台所で作られたのでなければ、今はそれを100円で買っているが、1万円払っても買わなかっただろう。
さあ、実のなるこの木を見なさい。木の全体は1つの根によって生息している。何千もの実がなるのは、1つの実がなるのと同じほど容易である。もし全ての実が別々の根から供給されるとすれば各実は木のように生えるにくくなる。
又、ある軍隊の全ての軍人に必要な装備が一ヶ所の工場で作られるとすればどんなに容易か分かる。しかし、各軍人の装備が異なるところで作られるとすれば軍人一人のためにたくさんの工場が必要となってしまう。
これらの2例と同様に、この秩序ある宮殿、この優れた町、発展したこの国、この壮大な世界にある、全てのものを創造している存在が唯一だとすれば、それは非常に容易になって、今見ているように、大変安く、豊富で、惜しみなく与えることができる理由となる。他の場合は、各々は非常に高価になって、いくら払っても一つも手入れることができないだろう。
第10の証明
少し正気になった友人よ! 我々は、ここに今15日間[18]滞在している。我々がこの世界の規則を知らず、その世界の主を認めなければ、我々は処罰を受けるに値するであろう。この15日間は我々にとって気づくための期間であったので、もういいわけはできない。我々は自由奔放にはできない。我々はこれらの繊細なバランスのとれた微かで、巧みに作られた有益な生物のなかで動物のように歩き回り、それらを台無しにすることができない。この国の威厳ある主のペナルティは恐ろしい。彼がどんなに強力で、威厳があるか理解するために、彼がこの広大な世界をまるで1つの宮殿のように飾り、何もミスしないで家のように治めていることを見て分かるだろう。彼がこの世界を完全な英知によって絶え間なく満たし、それからそれを空にするのを見なさい。食卓[19]を広げ多種多様の食べ物を作り、食物の種類を交互にもたらし、必要としているものに与える。その後、それらを取り除く。目に見えない手は1つを取り除き、その代わりに別のものをもたらす。あなたが頭を使っていれば、その中で畏敬の念を起こさせる権威が無限に気前の良く、寛大であると理解するだろう。
そして、全てこれらのものがその目に見えないものの主権及び統一を証明しているように、次々に起こっているこれらの革命、及び、変更が彼の継続、及び、永続を証明している。なぜなら、事柄を起こしていると我々が想像している原因は物と共に消え去る。一方、その後、事柄が繰り返し起こる。ということはこれらの作品は原因のものではなく、消滅することのない何者かの作品であることを意味する。当然、川の表面に泡ができては、光り、そして消える。その後に別の泡が同じようにできては、光って、消える。それらを光らせるものは、不変のそして高度な光の所有者である。同様に、これらの作品全てが、急に変り、なくなり、その後に来るものがまた同じ特徴を持っているということは、それら全ては永続的で、不滅であり、唯一である主の芸術であると表明している。
第11の証明
私の友人よ!さあ、今までの10の証明と同じくらい強力で決定的な証拠をあなたに示そう。船に乗ってはるか遠くの半島[20]へ行こう。謎に満ちているこの世界の鍵はそこにあるはずだ。全ての人は、その半島をみつめ、そこから何かを待ち、命令を受けている。今、我々はこの半島に向かっている、そしてようやくそこに着いた。さあ、大集会だ。国の全ての重要な人々がそこで集まったかのようなである。注意深くごらんなさい、この大きな共同体には、リーダーが一人いる。もっと近づいて、彼のことをもっと知ろう。見なさい!彼は光り輝く、何千ものしるしを示していることか。なんと力強く語ることか、なんと彼は優しく話されることか。こらの2週間で、私は、彼の言葉を一部理解できるようになった。あなたも、私からそれらを学びなさい。この国の奇跡を示す王について彼が話している。さあ、理解して。輝かしい王が、我々に彼を送ったと彼は言っている。御覧なさい、彼はすばらしい奇跡を示している。彼は疑いなく王の特使である。よく注意なさい、彼が話す言葉は、ただこの半島上の生物のみ聴いているのではなく、国のすべてが実に驚くべき方法で耳を傾けているのだ。近くの人も、遠くの人も、全ての人が、ここでのスピーチを聴こうとしている。それに耳を傾けているのは人間のみではなく、おそらく動物もである。さらに山々さえもが、彼のもたらした命令を聴き、大地さえも揺れ動いている。木々も彼が示す場所へ移動し、望んだ場所どこからでも、彼は水をもたらす。彼は、彼の指をカウサルの泉ように作り、そして、それらから飲み物まで与える。さあごらんなさい、この宮殿の雄大なドームの中にある大切なランプ(月のこと)は、彼の指示で2つに分裂した。それは、その存在全てと共に、この国が彼の公務をを認めていることを意味する。彼が幽玄の奇跡を解き明かすことのできる優れた真の通訳者であり、主の使者で、彼の守護を明瞭に伝える伝達者であり、彼の命令を伝える信頼できる特使であるということを知っているかのように、それらすべてが彼に注意して、服従する。彼が語った言葉を周りの知性あるすべての者達は「はい、そうです、そのとおりです。」と認める。いや、おそらくこの半島の山々、木々、そして全世界の国々を照らす巨大な光のランプ(太陽のこと)さえも、彼の命令に頭を下げ、「はい、そのとおりです。彼の語ったことはみんな真実です。」と断言するだろう。
従って、私の愚かな友人よ!その王自身の宝庫特有の千のしるしを携え、光り輝く、壮大で、重大な存在である奇跡を示す王に関して、また国中の進歩的な著名人たちが全知力をしぼって承認し述べている彼が語る王の属性と彼の伝える命令について、はたして矛盾や偽りを見出すことができるだろうか?これらのものの真実に反して何かあるならば、この宮殿やこれらのランプやこの共同体の存在も真実も両方を否定しなければならなくなる。もしあなたができるならならば、これらに反論して見なさい。残念ながら、あなたは、証明の力によって粉砕され、そして、あなたに投げ返されることを理解するであろう。
第12の証明
さあ、来なさい、少し賢くなった私の兄弟よ!私は、前述の11の証明の強さにもまさる証明をあなたに示そう。さあ、天から、みんなが驚きと尊敬をこめて注意深く見つめるこの光輝く王の命をごらんなさい。千のしるしを携えた彼は、そのそばにとどまり、その命令の意味を全ての人に説明している。その命令の様式は、見事に光り輝いているので、誰もが惹きつけられそれを注視する。さらに、真剣な重大な問題について語るので、誰もが耳を傾けないわけにはいかなくなる。というのは、この国すべてをの土地を統治し、この宮殿を作り、そしてこれらの奇跡を示す御方の特性、行動、命令すべてについて語っているからである。ちょうど、命令全体に力強いしるしがあるように、見なさい!すべての行、すべての文にも比類ないしるしが見られる。更に、意味、真実、命令、及び、それが表す英知には、しるしの意味を助ける彼の特別なスタイルが見られる。
短くいえば、至高なる命令は太陽のように絶対的な存在(神)を示すので、盲目でないものは誰でも見ることができる。従って、私の友人よ!あなたがあなたの知性を取り戻したならば、これは、当分は十分である。もしあなたが何か言うことがあるならば、今話しなさい。すると、頑固な人は次のように返答した。
「私は、あなたの示したこれらの証明に対して、ただエルハムドリッラー(アッラーを讃え、アッラーに感謝いたします)と言えます。私は、信じるようになりました。そして、私は、太陽とのように輝き、昼のように明るいこの方法を信じ、そして、その国の完璧な唯一の王、その世界の偉大なる唯一の所有者、その宮殿の唯一の美しい創造主の存在を受け入れました。アッラーがあなたを嘉給いますように。あなたは、私の以前の頑固さと愚かさから私を救ってくれました。あなたが示した証拠の各々は、真実を説明するのに十分でした。けれども、証明が次々にすすむにつれて、より明瞭でより楽しく、よりふさわしく、より輝き、よりよい知識の層々と認識のベールと愛の窓々が開かれ明らかにされていくので、私は(それらを)待ち望み、耳を傾けてきました。」
神が唯一であるという真実と神への信仰を示すこの象徴化された話は、ここに完成される。慈悲深き神の恵み、光り輝くクルアーン、及び信仰の光によって、神が唯一であるという真実を、太陽の象徴的な話の12の証明と一致する12のレマー(光)及びその序文で説明しよう。
وَ مِنَ اللهِ التَّوْفِيقُ وَ االْهِدَايَةُ
「成功及び導きは神のみが齎す。」
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[1] 聖クルアーンイブラーヒム章14:25 より
[2] 聖クルアーン集合章 (アル・ハシュル)59:21より
[3] 種が頭の上に木を生産していることを言及している。
[4]ぶどうのような壊れやすい枝のあるきは、重たい実をもつために他の木に巻いて上がることを意味している。
[5]果物の種を意味している。果物の種は素晴らしくて黄地のような発破そしてきれいな色のある華、そしていろいろな味のあるおいしい果物を我々にくれる。
[6]分子(要素)から動物ができることを意味している。
[7]動物や人間を言及している。動物はこの世界の索引のようなもので、人間はこの宇宙の実例のようなものである。
[8]実を作る木を意味しています。たくさん工場を細い枝に持っているように発破や実を素晴らしく実て飾って我々に贈る。
[9]穀物や蚊の卵を言及している。例えば、蚊は木の発破の上に卵を置いておく。その木は発破を蚊の卵のためにえさにする。
[10]育たれている木の索引を含んでいる果物の種及び動物や人間の精子を言及している。
[11]春と夏に地球の活発的な動きを言及している。何百万もの創造物は他の中に過失か欠陥なしで存在に来る、または、変更される
[12]全ての動物のえさを供給する植物を言及している。
[13] この世を明るくしている太陽を言及している。
[14]木の細い枝やおいしい果物を言及している。
[15]動物や人間の母のおっぱいのこと。
[16]空気や水や光、土などどの生物にも不可欠で、常に出入る様子のこと。
[17]缶詰の小箱はメロンやすいかや、ザクロのような果物を言及している。
[18]十五日間は成人年齢に達するための年間の言及している。
[19]食卓は地球の全面にごちそうになる何百種類もの植物のことを言及している。
[20]船は歴史、半島は預言者の時代のことを言及している。